どの引越会社に頼むかを決めるのはなかなか大変です。
訪問見積もりやネット一括見積もりなど、便利なサービスを利用して判断しましょう。
幾つかの会社で見積もりをもらって比較すると、失敗が少なくなるかもしれません。
●見積もり依頼の仕方
引越の予定が決まって引越会社にお願いすることになったら、まずは見積もりを依頼しましょう。
電話や各社Webサイトの専用フォームなどから問い合わせをします。 Webサイトから依頼をすると、値引きや梱包資材提供などでサービスしてくれる会社もあるようです。 まずは見積もりの依頼方法からチェックしてみるといいかもしれません。 ※住居などの都合により、既に指定業者が決められているケースもあります。事前にご確認ください。 |
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●見積もり件数は少なく?多く?
最終的には1件に絞るのですが、見積もりは複数の会社から出してもらうようにしましょう。1件だけの見積もりでは見えてこないこと、例えば料金設定や梱包手伝いのようなサービス内容の違いに気がつきます。
ですが、見積もりの件数は多ければ良いというものでもありません。 引越し前はいろいろな手続きなどもあって忙しくなります。見積もりを貰うにも検討するにも時間は必要ですので、自分で管理・対応できる数に収めましょう。 見積もりから引越当日までの期間、引越時期や日程によって大きく費用が変わります。 なるべく早めの予定計画・見積りを! |
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●訪問 |
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引越会社の担当者が引越し前の部屋に訪問し、新居に運ぶ荷物の種類や量を見て費用を算出する。
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●電話 |
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電話で荷物の量などを連絡し、引越会社の担当者が概算費用を計算して回答する。
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●Webサイト |
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Webサイト上で情報を入力、送信する。見積もりの結果は電話やメールなど、指定した方法で返信される。
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●訪問してもらう前に考えたいこと
訪問による見積もりは、
「知らない人を家に上げるのに抵抗がある」「その場で契約を押し切られそうで心配」 などの不安を抱く方もあるかと思います。 そんな不安を軽減するためには、例えば以下のような対策が有効です。
「この場で契約してくれたら特別価格で」という提案をされることがあります。
そんな場合に備えて「予算」「サービス」の許容範囲を決めておいたり、即決をするかどうかを決めておいたりすると、いざというとき焦らずに落ち着いて考え易くなります。 焦らず、冷静に判断しましょう! |
●何を優先するか?
複数の見積もり内容を比べてみると、どうしても費用の違いが目立ちます。
しかし、ここでサービス内容の確認も怠らないように気をつけましょう。 例えば大型家具の運び方ひとつとっても、会社やプランの差で内容は大きく変わります。 例えば「費用は割高だが梱包がしっかりしている」「安価だが梱包は最低限」のように会社もしくは引越プランでの違いが出てきます。 代替がない思い出の家具なので前者、もうボロボロだから後者、というように状況に応じて選びたいサービスも変わるものです。 気になる事は見積もり時に担当者に相談して、サービスや金額の提案をしてもらいましょう。 |
●気になる点はとにかく全部確認。口頭だけではなく書面に残す
見積もり時に担当者と打ち合わせて決めたり確認したりした内容については、見積書に出来る限り記載してもらいましょう。見積もり担当が引越当日も立ち会ってくれればいいのですが、なかなかそうもいきません。
作業員の方と連携ミスなどを起こしては、ただでさえ大変な引越の作業に余計な気苦労が追加されてしまいます。 「誰が見ても明らか」な形で、「業者も依頼主も勝手に書き換え出来ない」書面=見積書などに残せるのが理想です。 |
●引越代金の支払い方の確認をしておく
例え値引きをしてもらえても、それなりの金額です。当日いきなり現金払いと言われても困ってしまいますので、どういったタイミング・手段での支払いになるのかは確認しておきましょう。
クレジット払いの場合は、取り扱いカード会社の確認もお忘れなく。 |
●時間に遅れた場合、時間に制約がある場合はどうなる?
道路事情での到着遅れは、基本的に「免責事項」とされることが多いようです。
住居環境の都合などでトラックが停車できる時間が限られているなど、引越当日のタイムスケジュールを守らなくてはならないこともあります。 不要と自己判断する前に、担当者には見積もり時に必ず伝えておきましょう。 |
●当日、荷物がトラックに収まらなかったら?
訪問見積もり無し(=Webサイトや電話での見積もりのみ)だと起き易くなるトラブルです。
荷物を輸送用トラックに載せきれなかった際の追加料金の有無や対応については、念のために聞いておいたほうが良いでしょう。 訪問見積もりでも、見積もりミスは稀にあります。それでも契約上「追加のトラックは客が費用負担」となっていたため、急に追加料金を払わされたという話もあるようです。確認することに越したことはありません。 |
●荷物の破損・紛失があった場合は?
考えたくは無いことですが、起こる可能性はあるトラブルです。
破損や紛失の場合にはどういった保障をしてもらえるのか、範囲を確認しておきましょう。 壊れたら取り返しのつかない物がある場合は、必ず事前に相談してください。 |