パソコンの知識を深めて、パソコンを自分好みにしてみよう!
●何をするためのもの?
基本ソフトウェア(OS)はパソコンを動かすための最も基本的なソフトウェアで、アプリケーションソフトや各周辺機器などを動かす役割を持っています。
アプリケーションソフトは、パソコンにある特定の仕事をさせるためのソフトウェアで、自分が必要なものを組み込んで利用します。 例えば、文章の作成がしたければ、ワープロ(ワードプロセッサー)ソフトと呼ばれる、アプリケーションソフトを組み込みます。 デジカメで撮った写真を編集したければ画像編集ソフト、ゲームがしたければゲームソフトというように、目的に応じたソフトをパソコンの中に入れれば良いわけです。 この他にもいろいろな種類のアプリケーションソフトがあります。必要なものを追加していくとパソコンが便利に役立つようになってパワーアップするのです。 |
●インストール・アンインストールとは
パソコンにアプリケーションソフトを組み込み、使用できる状態にする操作を『インストール』といいます。
便利だからといってたくさんインストールすると動きが悪くなったりすることがあります。パソコンには記録、作業できる限界があるためです。あくまでも必要なものだけインストールするようにしましょう。 また、パソコンを購入した時点で既に何本かのアプリケーションソフトがすぐに使える状態で売られているものもあります。これは『プリインストール』といいます。 使わなくなったアプリケーションソフトはパソコンの中から削除できます。この操作は『アンインストール』といいます。 アンインストールしてしまうと、もう一度インストールするまではそのソフトは使えませんので注意してください。 |
●アプリケーションソフトの、いろいろ
アプリケーションソフトには、ワープロソフトや
表計算ソフト、画像編集ソフト、データベースソフト、ゲームソフト、セキュリティソフト、電子メールソフトなど、たくさん種類があります。
また、アプリケーションソフトは、その機能だけではなく開発や販売方法による分類があります。例えば、フリーソフトウェアと呼ばれ、作者の承諾を得れば、無料で提供されるアプリケーションソフトや、シェアウェアと呼ばれ、一定の試用期間の間は料金を払わずに利用することができ、気に入ったら購入するというアプリケーションソフトもあります。 ここでは、パッケージソフトと呼ばれる、CD-ROMなどのメディアに記録され、箱に収められ、マニュアルやユーザ登録カードなどと一緒に同梱されて、店頭で販売されているアプリケーションソフトを見てみたいと思います。 |
アプリケーションソフトの種類 | 説 明 |
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セキュリティソフト | インターネットへの接続をするために必需品となるのが、『セキュリティソフト』です。コンピューター内を常に監視し、ウィルス、ハッカー、迷惑メールなどの検出、遮断、駆除を行います。 セキュリティソフトなしでのインターネット接続は、家に鍵をかけずに外出するのと同じくらい危険です。パソコンにある個人情報を守るためにも、必ず導入しましょう。 |
画像/映像編集ソフト | デジカメで撮った画像などを見やすく編集したい、日記のように文書付で記録として残しておきたい。そんなときに役に立つのが『画像/映像編集ソフト』です。最近では携帯電話で取った画像をパソコンに転送したり、ビデオカメラの映像を高画質を保ったまま画像に変換することもできるので、オリジナルのアルバム日記作成、アニメーション作成など、ニーズに合わせて様々な編集が可能になってきています。 |
表計算ソフト | 文書・数値データの集計・分析に用いられるのが『表計算ソフト』です。代表的な製品にはMicrosoft社のExcelがあります。 縦横に並んだマス目(セル)に数値や計算式を入力していくと、自動的に計算結果を代入してくれます。レイアウトの作成も容易で、印刷して請求書などにも活用できます。グラフ作成や画像挿入などの機能も付属されているので幅広く活用できるソフトです。表計算ソフトは奥が深く、表計算ソフトの学習ソフトなども多く販売されています。 |
ゲームソフト | SONYのPS3、MicrosoftのXBOX、NintendoのNintendo3DSなど、パソコンとは別のハードを思い浮かべがちですが、インターネット高速化、パソコン自体のスペック強化によってパソコンでのオンラインゲーム、ブラウザゲームなどが増えてきました。オンラインゲームでは、リアルタイムにイベントやチャットが繰り広げられ、今までのゲームとは違った楽しさを得ることができます。 |