私は、一度だけ部屋を探した経験があります。
　住みたい駅の不動産屋さんを数件回り、結果として接客対応の丁寧さが良かった不動屋さんに決めて、紹介してもらった５物件の下見をして、住みたい駅から1つ離れた部屋に決めました。部屋の間取り、周辺環境（駅から近い）、商店街がある・・・などが主な理由でした。家賃に関しては、決めた部屋が気に入ってしまい２万円ほどオーバーしてしまいました。
　しかし、引っ越してから1つだけ不満が残りました、それは「収納スペース」。下見でも確認はしたのですが、すこし狭かったようです。あたりまえですが、収納スペースは広いほうが良いですね。皆さんも引っ越してから、1つくらいは不満なところがありますよね。

　まず、不動産会社を探すところから始めました。引越し先が遠方だったため、自分の目利きよりも不動産会社に頼るところが大きいと考えたからです。（ホームページの内容を見たら不動産会社のだいたいの雰囲気は読み取れるのではないでしょうか）
　自分を担当してくれたのは２０代後半の男性でした。部屋を紹介するときも自分の部屋探しの体験も交えて、兄さん的な立場で一緒に探してくれました。審査の面でも手心を加えてくれたり・・・。
　そんな感じでスムーズに部屋も決まりました。いい不動産会社を探していい部屋を見つけましょう。

　入居前に部屋の下見を丁寧に行ったのですが、入居から一週間も経たずに事件がおきました。夜寝ようとしたときに、上の階から大音量とバタバタと足踏みをしている音が聞こえてきました。大音量はパンク系の音楽らしく、それにあわせて飛び跳ねている感じでした。それも数人で・・・。
　入居前に、不動産会社から「同じアパートの隣同士で迷惑行為があっても、直接クレームを言わない様にして下さい。最近は物騒ですから」と言われていました。管理会社の緊急連絡先に電話を入れると、夜間電話対応を専門としている会社に繋がり、「明日、朝一番で管理会社に報告を入れます。」との一点張りでした。翌日管理会社から連絡があり、「即注意を促します。」との回答はありましたが、結局、夜１０時以降の大音量などの騒音に関する迷惑行為が沈静化したのは、管理会社から、迷惑行為が続くようなら退去の対象になるという内容の３度目の注意文が送られてからでした。
　入居前には、できるだけ上の階・隣の部屋にどんな方が住んでいるかを確認した方が良いと思います。

　不動産会社で、新築のアパートを紹介され図面と口頭で説明を受けました。完成予定はまだ先でしたが、私の入居希望日には間に合うとのこと。自分が希望していた部屋探しの条件の「ガスコンロ２個つき」「南向きの窓」などをクリアしていたので契約。その後、入居予定の部屋は工事が遅れたため、入居間際になりようやく見ることができました。
　部屋を見て驚いたことに、キッチンはガスコンロでなく電気コンロでしかも１台のみ。また、部屋も南向きでなく北西向きでした。不動産会社に連絡してみましたが、「そうですかぁ」とそのとき初めて知ったように言われて、契約前の説明と違っていたことに対しては、何も対応はありませんでした。今となっては自分の部屋が気に入っていますが、そのときはショックで腹が立ちました。

　エアコンが備え付けの物件において、入居中にエアコンの取替え工事が行われました。工事は平日の日中に行うため、在宅でなければ管理会社に保管されているマスターキーで入室して作業する旨の用紙が一枚ポストに入っていました。工事の日程を在宅可能な日に変更してもらうよう管理会社に相談しましたが断られました。友人に代理を頼んでみたのですが都合が合う人が見つからず諦めました。
　そして工事当日の夜に帰宅してみると玄関の鍵が開けっ放しでした。さらに部屋に入ってみると取替え工事のものと思われる発泡スチロールやガムテープなどのゴミが散乱していました。目に余る対応だったのですぐにその旨を管理会社に電話しましたが『業者がやったことですので』の一点張り。なぜか自分で部屋に散乱したゴミを片付けました。幸い鍵が開いていた間に盗まれたものはありませんでした。